→ 前回からの続きです。
南仏旅①「南フランス Lac de Sainte-Croix 。ラベンダー畑と美しい湖を訪れたい♪」
南仏旅②「南仏のグランドキャニオン Verdon渓谷。大自然を楽しむ旅♪」
フランスの高級食材と言えばやっぱり世界三大珍味のトリュフ ♥
中でもペリゴール産の黒トリュフがとても有名ですよね♪
今回の旅の拠点 Lac de Sainte-Croix 周辺ではトリュフが取れるということで、、
食いしんぼうな私も美味しいトリュフを味わえるレストランへ行ってきました!!
今回の旅で一番楽しみにしていた、トリュフのレストラン♪
この地方を旅する方に胸を張っておすすめしたいと思える、とても美味しい地元のレストランでしたので、皆さまにもご紹介しようと思います♪
トリュフを味わう旅
南仏 Lac de Sainte-Croix 近郊のAupsという街は、トリュフの街として地元でとても有名です。
Aupsの街の中心地に、「La Maison de la Truffle」というトリュフの館があり毎週木曜日の午前中にこちらで トリュフのマルシェが開かれるそうです(^^♪
旅行へ行ったら地元グルメも楽しみたい食いしんぼうなわたし。。
折角の機会なので、今回は地元をよく知るフランス人おすすめのトリュフのレストランへ行ってみることにしました!
「Le Jas de Majastre」は地元のトリュフを味わえる美味しいレストラン♪
そもそも、トリュフって普段なかなか味わう機会ないですよね?!(←少なくとも私はないのですよ。。笑)
そりゃあ、どんなものかと思ってウキウキしながらお店に行きましたよ♥
予想をはるかに上回る美味しいお店でビックリしました!!
かなりおすすめ!
お店の場所と雰囲気
お店の名前は「Le Jas de Majastre」です。
こちらのレストランは今回私たちが宿泊していた Lac de Sainte-Croix から車で20分ほどの場所にありました。
大自然に囲まれた気持ちの良いお店は、気取らない雰囲気が魅力的な可愛らしいレストランでした。
レストランには、プールとテラス席もあります。夏の夜に最高!
レストラン内の食器やインテリアはトリュフモチーフになっていて、なんともユニーク。
お店の壁には、過去に地元でとれたトリュフの記事が飾ってあります。
実はこのレストラン、お隣にレストランのホテルが併設されていて、そちらも良い雰囲気でした。
門を入って左側が宿泊施設。その奥に別棟でレストランがあります。
こちらのホテルに宿泊する皆さんの目的はもちろん「トリュフ」でございますよーー✨
そのため、レストランでお食事されているお客様はかなりの割合でホテルに宿泊している様子でした。
ホテルに泊まっちゃえば、帰宅を心配せずにゆっくりディナーを楽しめますもんね(^^)/
もちろん私たちのような、宿泊客以外もレストラン利用が可能です。
レストランの場所は田舎ですが、
美味しいものには敏感なフランス人。笑
ディナーは全て満席になっていたので、事前に予約して行かれることを強くお勧めします。
おいしいトリュフ料理に舌鼓
トリュフのお店なので、もちろんメニューもトリュフ尽くし♪
メニューはこのほかに、34ユーロのコースと、アラカルトで選べる単品メニューがありました。コースの値段が上がるにつれて、トリュフの使われる量が増えていきます。一番高い85ユーロの黒トリュフコースにすると、ほぼすべてのお皿に惜しみなくトリュフが登場するので、「トリュフ大満喫コース」ということになります(´▽`*)
今回は初めてだったので、かなり悩んだ末に48ユーロのMenu des Cigales(蝉さんコース)にしました。蝉さんコースは全6品。
お店の方のお話によると、この地方で夏に取れるトリュフは「Truffle d’été(夏トリュフ)」といい、冬に取れるトリュフが「Truffle Noir (黒トリュフ)」なんだそうです。黒トリュフの方が、夏トリュフと比べてトリュフの香りが豊かで高価だと教えていただきました。お店では、夏でも黒トリュフを提供していますが、新鮮で香り高い黒トリュフを味わいたいなら、冬にくることをおすすめしますとのこと。
それでは、今回いただいたお料理の一部をご紹介したいと思います(^o^)丿
前菜は、冷たいズッキーニのカプチーノとトリュフシャンティー。
初夏の前菜として、とても爽やかでトリュフの香りを堪能できる一皿でした♪
とっても美味しいです!!
余談ですが、お皿や器も全てトリュフモチーフで可愛かったです♥
こちらは2品目。お肉が入ったトマトベースの一皿。上にはたっぷりのトリュフがかかっています。
このあと続々と他のお料理が続き、、、
今回おいしくて感激したのが、最後のデザートでした✨
トリュフが香る絶品パンナコッタです♥
一番上の層は、トリュフの入ったキャラメルソース。
真ん中は濃厚でクリーミーなパンナコッタ。
一番底の層に、砕いたトリュフが沢山入ったクリームソースが入っています。
これが感激するほど、とーっても美味しいのです!!
クリームとキャラメルとトリュフがこんなにも合うとは知りませんでした!!!
思い出すだけでもまた食べたくなってくる、、、笑
お店の倉庫でトリュフを買ってみた話
今回、トリュフの街Aupsまで行く時間のなかった私たち。
午前中の数時間だけレストランの隣のホテル内でトリュフを買えるとのことだったので、、翌朝再びこのホテルに行ってみました(´▽`*)
もう完全にトリュフの虜ですよ、、笑
倉庫の奥に隠し部屋のような小部屋があり、そこで大切にトリュフが保管されていました。(湿度や日光を避けるために暗い部屋で管理しているのだそう。)
翌朝同じ場所に行ってみると、前日レストランでお会いした宿泊客の皆さんの姿を発見!
薄暗いトリュフ部屋の前にはちょっとした列が出来ている。。笑
トリュフを買って部屋から出てきたみなさんのお顔がニンマリしている!!笑笑
そんなこんなで、折角なので私たちも列に並んでトリュフを買ってみました。
このトリュフの量すごくないですか?
トリュフは量り売りで、お店の人と相談しながら購入することが出来ます。香りを損なわないために、購入後はトリュフに付着した泥を刷毛で丁寧に取り除いて牛乳に入れて優しく洗うと良いと教えていただきました。冷蔵保存で1~2週間。冷凍庫で保管すれば、数か月保存可能だそう。
写真はありませんが、お店の冷蔵庫の中には、見たこともないくらい沢山のトリュフ達が無造作にゴロゴロと入っていまして、それはそれはすごい光景でした。
宝の山とはまさにこのこと✨!
この秘密の小部屋では、その他にも乾燥きのこや、自家製パテなども売られていました。
まとめ
ここまで散々トリュフトリュフと大騒ぎしておいて、こんなことを言うのもアレですが、、私はそこまでトリュフの大ファンなわけではありません!!笑
だってやはり高級食材ですし、普段から気軽に食べる機会もありませんから。
しかし、今回素敵なトリュフレストランで美味しいお料理をいただき、本当に良い旅の思い出と素晴らしい経験になりました。
地元の食材を使ったおいしいトリュフ料理が味わえるこのレストランがとても気に入ったわたしたち。地産地消ですよね。
現在のフランスは政府の指示によりレストランもカフェも飲食店は全て休業中。コロナ渦が収まり、レストランがオープンできるようになったら、またこのお店に行くことを楽しみに今から密かに計画しておりまして、、
次は、「トリュフ大満喫コース」で黒トリュフをいただこうと、地道に節約生活中です。。笑
Lac de Sainte-Croixに行かれる際は、ぜひこのレストランに行かれることをおすすめします♥
Le Jas de Majastreのお店情報
公式HP:https://domaine-de-majastre.fr/restaurant-truffes-bauduen-gorges-verdon
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!