冬のリヨンは、毎日どんよりな曇り空。
そんな寒い日に食べたくなるのが、ホカホカの肉まん・あんまん。
なかなかお気に入りの味が見つからない(そもそも、肉まんなんぞ売っていない)リヨン生活では、
基本的に食べたい物は、自分でいちから作るしかありません。
そんな訳で、先日試しに作ってみた肉まんが思った以上に簡単で美味しく、
翌日調子に乗ってあんまんも作ってみました♡笑
おいしく出来て大満足~♡
そんなわけで、
今回は、海外在住でも手に入る材料で簡単に出来る肉まん・あんまんのレシピをご紹介します。
<基本>ふわふわに出来る生地のレシピ
私が参考にしている生地のレシピは、「NHKみんなの今日の料理」から、ウーウェンさんのレシピです。
これ。フランスでも手に入る材料で、とても簡単に出来る生地で、
この生地の作り方をマスターすれば「肉まん・あんまん・花巻・野沢菜まん」などなど、なんでも攻略できるので最強✨
生地の材料
- 薄力粉 200g(T65 使用)
- ドライイースト(Alsa のドライイーストの小袋一袋を使用)
- 砂糖 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- ごま油 小さじ1
- ぬるま湯 110ml
生地の作り方
- 大きなボールに薄力粉、ドライイースト、砂糖、塩、ごま油を全て入れる。
- ①のボールに、ぬるま湯110mlを3回に分けて注ぐ。(都度木べらなどで混ぜながら注ぐこと。)
- ②のボールの中で、生地を良く混ぜる。(この時点では、木べらなどを使って混ぜる)
- ある程度生地が纏まってきたら、ボール内で生地を手で捏ね、その後、まな板に生地を移して体重をかけながらさらに良く手で捏ねる。
👉生地がまとまり、滑らかになったらOK。 - 元のボールに戻し、水で湿らせた布ふきんをかけて40分ほど室温で発酵させる。
(発酵すると、生地が2倍に膨らみます)
👉この間に具材を作っておきます。 - 発酵が終わったら、生地を取り出し、まな板の上で8等分にし、手で小さく丸める。(丸めたら、生地が乾燥しないように布ふきんをかけておくことがポイント)
- まな板に軽く小麦粉をふり、綿棒で生地を伸ばす。小さな丸い生地にする。(中央が分厚くなるようにする。)
- 生地完成♪(あとは具材を包むだけ)
<生地作りのポイント>
✔ ドライイースト(Levure du Boulanger)はフランスのスーパーでよく見かけるAlsaの顆粒状のものを使っています。
BIOスーパーでよく売られているパン作り用の冷蔵固形酵母でも作れますが、これだと酵母の匂いが強くなりすぎるので肉まん・あんまんの生地には不向きです。
肉まんの作り方
肉まんの具材は、生地を発酵させている(生地作りステップ⑤のところ)間に準備します。
肉まんの材料
- 豚ひき肉(なければソーセージの中身を取り出して。)200g
- ネギ 1本
- 乾燥しいたけ 3個(なければChanpignon de parisで代用)
- 塩 ひとつまみ
- 胡椒 ひとつまみ
- オイスターソース 大さじ1
- ごま油 大さじ1
肉まんの作り方
- ネギを小口切りにする。
しいたけを水で戻し、細かく切る。 - ボールに豚ひき肉を入れ、塩、コショウ、オイスターソース、ごま油を加える。
オイスターソースは李錦記がおすすめ。 - ②に①の野菜を加え、粘り気が出るまで手で良く捏ねる。
- 予め作っておいた、生地で具材を包む。
- 具材を包んだら、四角に小さく切ったクッキングペーパーを下に敷いて10分ほど室温で発酵させる。
- ⑤を蒸し器(若しくは蒸籠)で15分ほど蒸して出来上がり。
自分でいうのもアレですが、、これとっても美味しいです😋
<肉まん作りのポイント>
・ 生地を発酵させている間に、具材を作っておくとよい。
・ フランスでは、豚ひき肉が手に入りずらいので、その場合はソーセージの中身を使う。
・ 蒸すときには、小さく切ったクッキングペーパーを肉まんの下に敷く。
あんまんの作り方
あんまんの材料
- こしあん100g
- 胡麻ペースト 25g(手に入らなければタヒニで代用可)
- ごま油 大さじ2
あんまんの作り方
- 具材の材料を全てボールに入れ、よく混ぜ合わせる。
(甘味が足りない場合は、砂糖を加えて調整) - 予め作っておいた生地で、餡を包む。
- ②を10分ほど、室温で発酵させる。
- ③を蒸し器で10分ほど蒸して完成。
<あんまん作りのポイント>
・フランスで、胡麻ペーストが手に入らない場合は、フムス用のタヒニで代用するとよい。
(フランスのスーパーにあるやつ)
簡単花巻の作りかた
中華料理店に行くとお目にかかることの多い、花巻。
フワフワでほんのり甘味のあるあの感じ、実はとっても簡単にお家でできちゃいます。
おやつや、お家中華のお供にもなるのでおすすめ。
花巻の作り方
- 最初に紹介した、<基本の生地>を好きな形に丸める。
おすすめの丸め方は、平たくした丸い生地をロール巻きにして真ん中をくぼませる方法。
(👇色々な形で実験してみた図😂!個性的な仕上がりになりました。笑) - ①を蒸し器で10分ほど蒸して完成。
生地作りは発酵時間が必要。包む作業は時短で便利。
生地を発酵させる時間が必要ですが、基本的には全て簡単な作業です。
生地の中央を小高く盛り上がらせる独特な伸ばし方も、実際にやってみるとそんなに難しくありません。
肉まん・あんまんは個体が大きいので、餃子のように細々と小さく包む必要がなく、包む時間が短縮できて意外と楽ちんです♪
今回使った餡子は、日本の友達が送ってくれた「こしあん」を大切に冷凍させておいたものを活用しました😊ありがとう友達♡
フランスだと、あんこが簡単に手に入らないので、あんまんより、肉まんの方が簡単に材料を準備できるかもしれません。
「ピザまん」とか「チーズまん」も出来そうですね。
フランスに来てから、あるもので工夫して色々な料理に挑戦するようになりました。
やっぱり、日本の懐かしい味を思い出しながら手作りすると心も体もホッとします。
次回の日本に帰国時には、良い蒸籠を買ってこようと密かに検討中。笑
最後まで読んでいただき有難うございました♡