フランスの北東部に位置する街ストラスブールは、ドイツの国境に位置するため、フランスの中でも、街並みや文化などあらゆる面でドイツ色の強い、興味深い街です。
冬の時期は、大きなクリスマスマーケットが開催され、ノエルの街として大変有名ですが、実は夏の時期もとてもおすすめです。残念ながら私はまだ冬しか訪れたことがありませんが、フランス人の話によると、夏は、ストラスブールの運河に沿って、緑と美しい花々が咲き、とても良いのだとか✨ さらには、ストラスブールから電車で行ける「Colmar(コルマール)」という小さな街は、より静かで落ち着いていておすすめだと言っておりました。
街には、運河が流れていて、木組みの家々が立ち並んでいるのが特徴です♪ 上記の写真はPetite Franceという地区で撮りました。ストラスブールの街は、パリやリヨンなどと比べると小さいので、観光であれば、2~3日あればゆっくり回れると思います。ちなみに、、冬はとても寒いので、防寒必須です。なんというか、、日本の寒さとは全く違いますね。もう、肌を突き抜けるような寒さで、朝と夜はマイナスの気温でした。
街並みがあまりに可愛いので、歩いているだけでウキウキ💛
12月25日/クリスマスの朝の様子。(午前9時半ごろ)
マルシェドノエルの屋台は、みんなお休み。
クリスマス当日の朝は、街が見事に静まり返っていました。前日までの賑やかさが嘘のよう!!24日の19時前にはほとんどのお店が閉店し、みんな一体どこに行ってしまったのかと思うぐらい、眠ったように静かな街に様変わりしました。早朝、ストラスブール大聖堂の大きな鐘の音が街中に響き渡っていたのが印象的でした。
正直なところ、観光客にとって、25日は何もやることがないので、、街をのんびりお散歩することぐらいしか出来る事がありません。
もしノエルの時にフランスに来られるのなら、大聖堂や教会のミサに行ってみるのもおすすめです✨ 宗教に関係なく、すべての人が参加できるので、本場の空気を感じるのに良い機会だと思います。私も、この日の朝10時に開かれたノエルのミサに行ってきました。端に座って様子を見学していましたが、一連の流れがとても興味深く、クリスマスはキリスト教徒にとって一年の中でも特に大切な、特別な日なのだと改めて実感しました。
(当然ですが、ミサの最中に教会内で写真を撮るのは控えた方がいいです🌼)
フランスに来てから、宗教がとても身近に感じますね。
ストラスブール大聖堂。
ノエルの時期の教会内部では、聖書の場面が節目ごとに再現されたクレシュという模型が展示されます。家庭では、モミの木の下に小さなクレシュを飾ります。
そして、、、
12月25日に、一番困るのは、レストラン、カフェ、スーパー、すべてのお店が閉まっていること!!わたしも、あちこちお店を探しましたが、お店は軒並み閉まっており、結局この日は、レストランでご飯を食べることができませんでした。
食いしんぼうにとってあるまじき行為です。。Σ(゚д゚lll)
唯一、焼き立てプレッツェルのお店を発見👀!!
ありがたく、こちらのお店にお世話になりました。可愛いお店の外観に似合わず、強面のおじさんが一人でせっせとプレッツエルを焼いていて、なんだか可愛かったです♪ しかも親切!
*プレッツエルとは、、独特の結び目の形が特徴の、ドイツ発祥の食べ物で柔らかくもっちりとした触感です。輸入食品売り場で日本でも見かける小さくて硬いバージョンのプレッツエルもありますが、どちらかというと、大きくて岩塩のまぶしてあるプレッツエルの方が主流のように思います。ビールのおつまみとしても、おすすめです✨ ただし、この大きなプレッツエルは、一日もすると硬くなるので、焼き立てを食べるのが一番おいしいと思います!
種類も様々!
ソーセージとエタンメールチーズ、セサミ、ケシの実、シナモン等、いろいろあります。
たまたま見つけたお店でしたが、おいしいプレッツエル専門店だったので、もしストラスブールに来られる方は、街歩きのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
Petite Franceの近くです(^^♪
☆お店情報☆
Bretzel d’Alsace : 45 Grand Rue, 67000 Strasbourg