今回は、旅日記最終回。
フランスの田舎は侮れない。おいしいレストランでディナータイム。
なんといってもフランスの田舎は、美味しい食材の宝庫。
星付きの美味しいレストランへ行くのもいいけれど、わたしは地元の美味しくて小さなお店を探すのが好き♡
今回の旅先、ブルゴーニュはワインの名産地なので「美味しいお店が沢山ありそう!」と、前々からかなり期待していました。
そんな訳で、前もって良さそうなお店をリサーチし、最終日のディナーの予約を楽しみにしていました。
今回見つけたお店は、「Au petit bonheur(←Googleマップに飛びます)」。日本語に訳すと、「小さな幸せ」っていう名前の可愛らしいお店♡
あまりに田舎の小さな村にひっそりとあるレストランです。
田舎のレストランなのに、夜はどこからともなく人が集まり、全席予約で満席!
予約しておいてよかった😊
最後の夜も、クレモンドブルゴーニュで乾杯をして、まずは前菜から。
旅の間、ずっと食べたかったブルゴーニュの名物、Oeuf meuretteをいただきました。
赤ワインで煮込まれたソースに半熟卵が乗っています。
卵を割ると出て来るトロトロの黄身と赤ワインがマッチして美味!
彼は、同じくOeuf Meuretteのエポワスソースバージョンをオーダー☟
続いてメインの登場!
地元鶏のローストをいただきました。
この鶏肉、私が今まで食べた中で一番おいしい鶏でした!!
まず焼き加減が最高。鶏がほろっと柔らかくて、しっとりとうまみが凝縮されています。鶏のブイヨンから取ったと思われるソースがこれまた美味しかった!!自然の中で、のびのび育てられた鶏さんなんだろうなーと思わずにはいられませんでした。
感謝。
デザートは、ホワイトムースとカシスのソルベ。
ブルゴーニュのカシスソルベと、メレンゲ、ホワイトムースが絶妙!
こんなに美味しくてお食事はこれで、32ユーロとお手頃価格なところがこれまたビックリ。
このお店は、地元でとれた食材に力を入れていて、お店の庭は野菜畑になっています。
どのお皿も本当に新鮮でとても美味しかったです。ミシュランレベルです✨
田舎でも侮れない。ブルゴーニュのグルメレベル恐るべし!
やはり、ワインが発展している土地は、それと同時にガストロノミックな面も発展しているので、
必然的にお食事のレベルも高くなるのだと思います。
お店は気取っていなくて、みなさんカジュアルな装い。
温かくて優しい雰囲気の素敵なお店でした!
次回もまた訪れたいと思ったお店です😊
おさえておきたい!ブルゴーニュのお土産と名産品
4日目の最終日。
この日は、嵐の予報でお天気があまり良くなかったので、ボーヌ郊外の大型スーパー「E.Leclerc」へ寄ってリヨンに帰宅することにしました。
ボーヌの大型スーパーへ。ワインの品揃えが素晴らしい!お土産にもよし。
フランスならどこにでもある大型チェーンスーパーですが、E.Leclerc ボーヌ店は、ワインの品揃えが群を抜いていました。
大抵フランスのスーパーは、普通のお店でもとても沢山のワインがズラーっと並んでいます。
しかし、ここはブルゴーニュ。普通のスーパーの数倍の面積をワインコーナーが占めていました!😂😂
あっちもワイン。
こっちもワイン。
なんと、スーパーなのにデギュスタシヨンのコーナーまで発見!!
すごい意気込みです。
正直、酒蔵に行かなくてもこのスーパーへ行けばなんでも揃っているのでは?と思ってしまうほど、
酒屋さんのようなスーパーのワインコーナーです。
中には、一本50万円ほどのワインもありました。流石ワインの本場フランスです。
ワインコーナーの後は、フロマージュコーナーへ移動。
Bouton de Culotteという名のこの地方のヤギのチーズをゲット。クリーミーで食べやすいチーズでした。
その他にも、エポワスチーズも買いました。ここのチーズコーナーもかなりの充実度です!
今回のお土産
- Mulot & Petitjean のノネットとパンデピス
ホームページはこちら ☞ https://www.mulotpetitjean.com/index.html
こちらのお土産は、ディジョンで購入しました。ここのお店は、Nonnetteという丸いスポンジのお菓子とパンデピスが有名で、ディジョン名物。お店の人によると、カシスのノネットと、オレンジジャムのノネットが定番とのことなので両方いただきました。
店内が乙女心をくすぐる素敵な空間です。
下の写真、パンデピスも色々な風味がありました。かわいい缶入りのお菓子などもあり、お土産にも喜ばれると思います。
- Creme de Cassis(クレームドカシス)
カシスのリキュールです。
これは、前の旅日記でご紹介した、村の醸造所で購入しました。
家に帰って、クレモンに混ぜて飲んでみたのですが、カシスが濃くてとても美味しいリキュールです。
こちらもブルゴーニュ名物。 - Edmond Fallotのマスタード
ホームページはこちら ☞ https://www.fallot.com/ja/
これは、ディジョン名物のマスタード。
ボーヌのアトリエでは、マスタード作りの見学が出来るようで行ってみたかったのですが、今回は時間がなく断念。
Moutard de Bourgogneは普通のマスタードよりも辛みが弱くてマイルドとのことでゲット。
その他、カシスのマスタードも頂きました。カシスのマスタードをビネガーとオリーブオイルで混ぜて、ドレッシングにしたらフルーティーでとても美味しかったです! - Poirvre de Cassis(カシスのコショウ)
これは、立ち寄った村のエピスリーで偶然見つけた、カシスのコショウ。
ステーキなどのお肉につけて食べると美味しいとのことで、開けるのが楽しみ♪ - 名物のフロマージュたち
エポワスチーズ二箱と、Bouton de Culotteを購入。
エポワスは、家でエポワスとジャガイモのオーブン焼きにしたら美味しかった! - もちろんブルゴーニュワイン&クレモンもゲット♪
ワインは、沢山買い過ぎて写真に納まらないです😂!!
こんなことを書くと酒豪と思われてしまいそうですが、フランスではお家パーティーにお呼ばれしたときにワインを持って行ったりするので、沢山買っても意外と早くなくなります。
ブルゴーニュの赤は、ピノノワール。白は、アリゴテとシャルドネ。
今回は赤を中心に色々なカーブのワインを購入しました♡
こうしてお土産を振り返ると食べ物しか買ってないですね😂!!
今回のブルゴーニュの旅は、おいしいものに溢れたグルメツアーとなりました。
秋のブドウ畑がそれはそれは美しく、心に焼き付く素敵な旅、素敵な出会いに溢れた週末4日間の旅でした。
今回、ブルゴーニュの田舎も立ち寄り、沢山の地元の方とお話をしました。
ブルゴーニュという世界的に有名なワインの土地柄、ちょっと気取っていたりスノッブな人が多いのかと思いきや、
みなさんとても温かくてフレンドリーな人が多かったことがとても印象的でした。
リヨンから車で一時間半ほどで行ける距離なので、リヨン在住者はアクセスしやすい土地なことも魅力。
前回、電車で旅した時も、リヨンから電車で一時間半ほどでブルゴーニュへ行くことが出来ました。
日本から来られる際には、リヨンに滞在してブルゴーニュへ足を延ばすのも良いかもしれません。
是非一度皆さんにも旅していただきたいフランスの美しい地方です!
長い旅日記となりましたが、最後まで読んで頂き有難うございました♡