こんにちは!
先週からリヨンも大分寒くなり、朝晩の気温がマイナス近くまで冷え込むようになってきました。チーズ大国フランスで冬によく食べる定番の家庭料理に、「ラクレット」があります。アツアツのチーズが寒い冬にぴったりですごく美味しいんですよー♥そこで今回は、食いしんぼうなわたしがフランスに来てから発見した、本場フランス流のラクレットの楽しみ方や食べ方をご紹介します♪ぜひ皆さんもお家でラクレットしてみてください。
ラクレットとは
ラクレットチーズを使ったフランス・サヴォア地方及びスイスのチーズ料理の名前です。ラクレットチーズは、牛の生乳を使ったスイス発祥のチーズで味には独特のコクと塩気があります。基本的にラクレットチーズはラクレットを食べるときに使うチーズなので、熱で溶かして食べるのが一般的です。フランスでは、チーズ屋さんやスーパーで簡単に手に入るチーズで、フランス全土で親しまれている冬の定番チーズの一つです。
ラクレットの食べ方
食べ方は簡単!ただし、ラクレット用の鉄板があると良いです。もちろん日本でも購入可能です♪
用意するもの
・ラクレットチーズ
・ジャガイモ
・シャルキュトリー(ハム、サラミ、ソーセージなど)
・ラクレット機(←日本でも購入可能)
ラクレットのやり方
1. ラクレットをラクレット専用の鉄板に乗せてチーズを溶かす。
2. ジャガイモやハム、サラミ、ソーセージに溶かしたラクレットをたっぷりかける。
3. アツアツのうちに頂く。ボナペティ♥
フランス流 本場のラクレットのポイント
茹でたジャガイモにたっぷりラクレットをかけて食べます。野菜はほとんどジャガイモ。(付け合わせにサラダを用意しておくとお口直しに良いです。)ラクレットチーズは分厚く切って鉄板でたっぷり溶かすのがポイントです。もちろん合わせてワインも忘れずに♪ラクレットチーズには白ワインがおすすめです。
本場の楽しみ方
フランス人は家族や仲間を集めてお家で楽しくラクレットパーティーをやることが多いです。準備も簡単なので、手間もかかりません。
これは去年の冬に私がフランスの友人宅に呼ばれた時の写真です。真ん中にあるのが、ラクレット機。上の鉄板でお肉を焼いたりも出来ます。下の段はラクレットを温める段で、各自小さな鉄板にラクレットを置いてチーズを溶かします。溶けたら、お皿の具にラクレットをたっぷりかけていただきます。奥の鉄板にはジャガイモの山が。。。笑
今年は、自分でも小さなラクレット機を買って自宅でラクレットをしてみました。
これは、一人用のラクレット機で日本でも最近よく見かけるタイプです。下にろうそくを入れて鉄板を温めて使います♪これが小さくて収納に便利で使い勝手がすごく良いので、わたしの冬のお気に入りグッズになりそうです。ちょっとした冬のプレゼントにも良さそうですね(^^♪
このように鉄板にチーズをのせて、トロトロに溶けるまで待ちます。
溶けたらお皿にのせて食べます。
下の写真の右手前にある木のへらは、ラクレット用のへらでラクレット機を買うとついてくることが多いです。これを使って溶けたチーズをお皿に移します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ラクレットは、チーズ大好きなフランス人に愛される冬の定番料理の一つです。サヴォア地方に行くと、ラクレットのレストランも沢山あるのですが、わざわざサヴォア地方に行かなくても、お家で簡単にラクレットが出来ますよ。最近日本でも人気が出てきたようで、ラクレットチーズやラクレット機も比較的簡単に手に入るようになってきました。寒い冬の夜はラクレットチーズで家族や仲間たちと楽しい時間を過ごしてみてはいかがですか(^^♪トロトロのチーズで、心も体も温まりますよ♥