こんにちは🌼
フランス在住者の間では、もはや常識とされているフランスの困った郵便事情。
郵便物が紛失されたり、荷物を勝手に開封されて盗まれたり、、
日本では絶対にありえない、
「どうしてそうなるのー??」っていうことが普通に起こるのがフランス😨
わたしはというと、フランスに住み始めてから今まで、
運よく?困ったトラブルもなく快調にフランス国内&日本からの郵便物を受け取っていました。
しかーし!!!
そのときが遂にやってきたのです…
しかも、郵便物の中身は、日本から急いで取り寄せたかったアポスティーユ付きの戸籍謄本….
どうして大切な書類に限ってこうなるんですかぁ?クロノポストさーん😭😭
結局、クロノポストとすったもんだありながらも何とかトラブルを解決したので、
今回、フランスの郵便トラブルから学んだ3つの解決策とフランスの郵便事情を実体験つきでお話したいと思います。
郵便物が届かず困っている方のご参考になりますように!
今回の郵便トラブルの経緯
まずは、簡単に今回の経緯を時系列でお話します。
- 日本の家族が郵送物(封筒)を速達EMS便でフランスへ送る(5/26)
- フランス・ロワシー空港へ到着・税関を通る(5/29)
- クロノポストに郵便物が渡る(5/29)
- SMSで配達予定日の連絡を受けるも、結局届かず。こちらから問い合わせる。
- 交渉の末、荷物を受け取る(6/15)
郵便物がクロノポストに渡るまでは、とってもスムーズでした♪♪
が、、その後は追跡を見ても「遅延→遅延→遅延」の嵐で全く届く気配がなく、、、
しびれを切らして、こちらから電話で問い合わせて交渉した結果、二週間後になんとか郵便物を受け取ることができました😣
危うく日本に郵便物を送り返されるところでした!
もー!!!ぷんぷん。
今回の書類は、確実に早くリヨンの家へ届けるために母が普通よりも高い料金を払って手配してくれた郵便物。
それなのに、こんなことになってしまって
わたしはとても悲しいです😣
フランスの郵便局よ。お願いだからちゃんと働いてくれーー💦💦!!!
トラブルの原因
今回のトラブルの原因は、
郵便物がフランス側に到着後、クロノポストが勝手に私の住所の郵便番号(←LYON)を書き換えてしまい、、
「LYON」の郵便番号がなぜか「PARIS」の郵便番号に変更されてしまったことが原因と分かりました😭
なぜそうなるのか本当に謎😐!!!
その結果、
幸か不幸かパリにはリヨンの私の住所と同じ「アドレス&番地」が存在しない為、手紙がパリで迷子になってしまった模様。。。
始めは、事態がつかめず、
よくある遅延と信じてのんきに待っていたのですが、SMSの配達予定日に一日中家で待機していたにも関わらず届かず。。
そんなことが2度も続いたので流石に変だと思い、
追跡画面を確認後、慌ててクロノポストのカスタマーサービスに電話で問い合わせました。
クロノポストの対応は?
追跡番号から荷物の詳細を確認すると、、
なんと住所がパリ宛てになっていることが判明😨!!
でもね、日本側で念のため確認した送付先の住所は、ちゃんとリヨンの住所になっているし履歴も証拠もしっかり残っているのです。
そこで、クロノポスト側に正しい住所(郵便番号)に変更してほしいとお願いしたものの、
「日本の送り主(母)がクロノポストに電話で住所変更の依頼をしない限り受付不可です。」との悲しい回答。
クロノポストのルールで受取人が受け取り先の住所変更はできない規則なんですって。
(そっちが勝手に住所変更したくせにぃーー😐!!よく言うわい。)
ちなみに母はフランス語が話せないことを伝えると、、
「国際郵便の担当者は日本語話せるから大丈夫!」と自信満々に言われまして、、
(いやいやそんなの信じないぞ!しかもそっちのミスなのに「日本からわざわざ国際電話を母にかけさせろ」という理不尽な話に全く納得いかないワタシ😣)
はい。揉めました。笑
念のため、母に協力してもらい、日本側の証拠をしっかり集めて再度クロノポストに電話するものの敢え無く撃沈。。😭😭😭
「どうしても受け取りたいなら、IDを持ってパリに取りに来て!」とまで言われる始末。
出たぞ出たぞ!お得意の強気発言。。( ;∀;)!!
でも、リヨンからパリまでTGVで受け取りに来いですとーー!?!?流石にありえん!!
結局、
その後もめげずに、しぶとくストーカーのように毎日カスタマーセンターに電話をかけ続け、、
4度目の電話でかなり粘って主張して、直属の上司に取り次いでもらい、
これまでの経緯を再度説明した上で、改めて強くクレームを申し入れました😉♡
解決策は Point de Relais
その結果、最終的にまとまった解決策は、
リヨンの「Point de Relais」配達ポイントへ荷物を送り届けてもらい、受け取る方法。
それ。もっと早く言ってーー😐!!!
結局最後の最後まで正しい自宅住所(郵便番号)変更は受け付けてもらえませんでした。
なので、
リヨンの自宅近くの郵便局宛てに荷物を送ってもらい、身分証を持って後日手紙を回収してきました。
無事に受け取った郵便物は、長旅を終えてボロボロ、クタクタになっていましたーー😭
不安な思いをさせてごめんよー。
しかも、やっぱり母が送ってくれた封筒の住所に間違いはなく、、正しいリヨンの住所になっていました。
その封筒には、後からフランス人が書き足したと思われる手書きの訂正でパリの郵便番号に変更されてました。。。
「一体誰ですか?こんなことをしたのは😐?!怒」
とりあえず、、これにてクロノポストとの闘いは終了ー🌞🌞🌞
この騒動のお蔭で、EMS(国際スピード便)なのに、フランスで荷物を受け取るまでに20日近くかかりました。
今回の郵便物は、急ぎの書類だったこともあり、色々な意味でストレスマックス!
ふー。
郵便トラブルで有効な解決方法3つ
今回の事件で学んだ、クロノポストの郵便物に関する解決方法をまとめます。
今回学んだ解決策
- カスタマーサービスに電話で問い合わせる方法
- Twitterを使ってダイレクトメッセージ(DM)をクロノポストに送る方法
- EMS郵便(国際スピード便)は使わない
ひとつづつ説明したいと思います。
- カスタマーサービスに電話で問い合わせる方法
クロノポストのコールセンターの電話番号: 09 69 391 391 (Gratuit)
電話を掛けると、自動アナウンスが入り、まずは要件に該当する番号を入力します。
すると、担当部署のコールセンターに繋がります。
言語はフランス語になりますが、直接クロノポスト側と話す方法が、一番早くて交渉の余地があると思います。
国際郵便なら英語でも通じる雰囲気でした。 - Twitterを使ってDMをクロノポストに送る方法
フランス語で電話が不安な方は、まずはDMで問い合わせるのもアリです。
今回のトラブルがあり、解決策についてネット検索したところ、
郵便トラブルに関して詳しく解説されている素敵なブログを見つけましたのでご紹介します。
本当にこういう貴重な情報をシェアしてくださって感謝です✨
ありがとうございます。
お困りの方はぜひチェックを♡
☞ https://kaigaisakusen.com/chronopost/
こちらのブログを参考にさせていただき、
TwitterからDMを送ると対応してくれるとの情報をゲットしました。
そこで早速、電話と同時進行でDMも送付してみました♪
すると、、
DMしてから数分後に、クロノポストから返信が!!
確かに、フランスでこの対応速度はかなり早い!!!
私の場合は、結局DMではトラブルを解決することが出来ず、電話解決となりましたが
TwitterからのDMでの問い合わせもかなり有効な方法だということが今回分かりました😉
クロノポストのトラブルでお困りの方は、一度お試しを!
<アカウント名:Chronopost service client @ChronopostSAV>
☞ Twitter:https://twitter.com/ChronopostSAV - EMS郵便は使わない
そして最終手段として、最初からEMS郵便は使わないという方法。
ただし、これには個人的に思うことがあって、
EMS郵便は「早く確実にお届けするサービス」が売りなわけで、その利点と安全性を信じて日本のお客さんは普通よりも高い料金を払って利用しているのですよね。
こんなフランス側の悲しい実態を知らない日本の方だったら、
「より確実にフランスに届けたい!」と思って大切な荷物はEMS郵便を選んじゃいますよね😣
フランス側と日本側のこのギャップが何とも悲しく悩ましい…..
クロノポストはあまりにもトラブルの話が多く、今回私自身も色々と大変でした。
残念ですが、個人的にはあまり信用していません。。
一番よい方法は、渡仏前や一時帰国時に日本で書類を準備して自分で持ってくる方法が安全で確実。
ですが、戸籍謄本などの書類関係は有効期限などもあるので、毎回そんな訳にはいかないのが本音。
国際普通郵便だと追跡ができないので、フランス側で郵便物を紛失される可能性もあります。
(EMS便だと追跡可能です。)
どちらを選んでもリスクはありますが、
EMSを使わずに普通郵便で送ったほうが、安くて普通に届く気がします!(保証はできません…)
※日本から段ボールの梱包品を郵送で送ると、フランス側の宅配はクロノポストに渡るそうなので、大きな荷物の郵送の場合はクロノポストは避けては通れないのかも💦コリッシモだとまだ良いのだけどー。
フランスでトラブルに巻き込まれたら自己主張することも大切!
今回のトラブルを通して改めて感じたことは、
「この国では、納得のいかないことは諦めずに強く主張しなければいけない!」
ということ。
日本のような丁寧なサービスやお客様第一のような考えがこの国には一切ないので、重要な場面できちんと自己主張しないと残念ながら相手に甘く見られることがあります。
フランス語が片言でも問題ありません。
なので、言いたいことは堂々と主張すること 🙋🙋🙋
すると、無理だと思っていたことが、どういう訳かあっさり解決することがたまにあります。
でも、主張するときに私なりに気を付けていることがあって、
それは、相手の対応が悪くても「感情的に怒ってはいけない。相手に敬意を払う。」ということです。
本当に自分の伝えたいことや主張は、
それがクレームだとしても、なるべく淡々と丁寧に相手にお伝えすることを心がけています。
フランスの場合、お役所でも、手続きしてくれる相手が拗ねてしまうと、もうどうにもなりません。
その時点でゲームオーバー😣!!
過去の経験から、フランス人から一度「NO」と言われてしまうと、そのあと「NO」を「YES」に変えるのがすごく難しい。。
なので、いかにうまく相手を味方につけて、協力してもらえるかがポイント🌼
(←完全に個人の手法です。。😂)
それでも相手の機嫌が悪かったりで、無理そうなら、担当者を変えてもらうのも得策✨
信じられないのですが、
フランスって担当者によって能力・知識の差が激しくて、その都度対応や言う事が全然ちがったりするので、
それを逆手にとって、担当者を変えてもらうと解決策が見えることがあります♡
女性なら男性を、男性なら女性の担当者を選ぶとよいことも。
なので、私は郵便局でも何かの手続き時でも、なるべく最初から男性のいる窓口に行くようにしています😇
今まで実験&観察してきた結果、確率的にムッシューの担当者の方が対応が優しいことが多いのですよー🌼
(フランスの男性陣はフランス女子の気の強さに、日々揉まれて生きているから対応が優しいのかなーと想像してます。。笑。勝手な想像ですが。)
もちろんマダムも親切な方はとっても親切です。
でも意地悪マダムに当たると、それはもう悲しくなるほど最悪なのです😭😭😭
ということで、
今回クロノポストの洗礼を受けたお蔭で、フランス・サバイバル経験値がまた一つレベルアップした気がします✨
友人の何人かに、この顛末を話したところ、、
「恥ずかしい事だけど、これがフランスの郵便事情なんだよー。」
「ようこそフランスへ✨」
ですって。。笑
フランス人でさえも、様々な郵便トラブルに巻き込まれて日々お怒りの様子。
日本のサービスの丁寧さ、正確さ、素早さ、信頼性って本当に誇れることです♡
こういう場面で、フランスのポンコツ具合が引き立ちます。
だって、郵便物ひとつでこの大騒ぎだもの。。😂😂!!
ありえん。
今回も最後まで読んでいただき有難うございました。