こんにちは!
パートナーがいると避けては通れない義理の家族とのやり取り。
今回は、
フランスの家族あるあるや、パートナーの家族と良い関係を築くために私が心がけていること
をお伝えしたいと思います。
有難いことに、個人的に私はフランス側の家族との関係はとっても良好だと思っています😊
それでも初めの頃は、気を遣ってしまったり、ちょっとした事件が起きたこともありました。
でも、私の根底にある思いは、
フランスの家族とも、良い関係性を築いていきたいということ。
家族の形は様々で関係性もハッキリと目に見えるものでもありません。
周りがとやかく言える問題でもないですし、
人と人との問題である以上「これが正しいからこうするべき!」ということは絶対にないと思っています。
この記事では、私がフランスで実際に見て感じたことをひとつの例としてご紹介させていただきます。
皆さんにとって何かのご参考になれば嬉しいです。
驚き!フランスの家族あるある
私がフランスの家族と付き合うようになって驚いたことの一つが、
結束力が強く濃い家族の関係性ということです!
それはもう日本人の感覚をはるかに飛び越えています😂。笑
ここでいう家族とは、義両親やおばあちゃん、義理の兄弟姉妹家族、叔父叔母、孫 etc…すべてを指します。
そもそも、”家族の枠” が日本より大きい!
フランスに住んでいると良く耳にする、
フランス家族のあるあるをまとめました。
- 毎週日曜日は家族揃ってランチタイム。
→家族が近くに住んでいる場合は週末、家族全員集合。
これはフランスの家族あるあるの代表例。 - 最低週1で電話でおしゃべり&近況報告。多い人は毎日ってことも!?
→どんな小さなことでも、その日・その週の出来事を電話でペラペラおしゃべり。
何をそんなに話すんだ?と思うほど、頻繁に家族でやり取りしています。笑 - クリスマスは家族一同勢ぞろいでクリスマスパーティー。
→一番大切な家族の年中イベントはやっぱりノエルではないでしょうか🎄
家族一同勢ぞろいで深夜までお祝いします。(お正月のような感じ) - 時にはバカンス旅も一緒に♪家族総出で旅行&思い出作り。
→家族にもよるけれど、、我が家もたまに開催する家族イベントのひとつ。
”彼の兄弟の奥さんのご両親” も参加したりで総勢10名近くなることも。 - 実家に帰る時は、義理のご両親のお家に毎晩お泊り(一週間以上)
→これ最初は結構疲れましたが、今は慣れました。
というのも、途中から考え方を変えて滞在する時はご両親に甘えるスタイルに変更したから!
そしたら、気持ちが楽になった♪
美味しいご飯も食べれるし、一緒に家で映画みたりボードゲームしたりしながら、みんなで団欒してます。笑 - 子供を義理のご両親に預けて小旅行
→彼の弟さん夫妻やフランスの友人夫妻がこれをやっていて、初めは驚きました。
義理のご両親に遠慮なく自分の子供を預けて、自分たちは二人でのんびり小旅行やバカンスを取ったりしていたりして、
日本人の感覚で傍で見ていて「これはかなりフランスっぽいぞ!」と思いました。
これらはフランスに住んでいると良く耳にする、
フランスの家族づきあい ”あるある” ではないかと思います😉
フランス流の家族づきあいは、日本と感覚がまた違ってビックリする時があります!
人によって、これらをポジティブに取るかネガティブに取るかは様々。
みなさんはどう思われますか?
私の場合は、義理の家族の住む南仏から離れた場所に住んでいるので、濃いけど適度な距離感で丁度よいと感じています。
でもやっぱり、
日本人の感覚で、フランスの家族の付き合い方に慣れない人は、最初大変だしストレスじゃないかなー!なんと思うこともあります。
義理の家族に対する私の考え方
彼の家族が皆さんオープンな方たちなのが幸いして、
初めから、私のことも比較的快く受け入れてもらっている感覚がありました。
それが個人的に一番助かった😇
そして、私自身も彼の家族を大切な「フランスの家族」として位置づけています。
だから、私は「義理の○○」という言い方が実はあまり好きではありません。
(ブログ内や人と話す時には分かりやすくするためにあえて義理という言い方をしていますが、心の中では義理ではなく「家族」と思っています。)
なぜなら、「義理」と考えている時点で、こちら側が知らず知らずのうちに壁を作っている気がするし、
なんだか義務的な気がするから。
それってなんだか冷たい気持ちになりませんか?
フランスの家族に受け入れてもらえたと感じたエピソード
私たちの住むリヨンと彼の家族の住む南仏が離れているので、
彼の実家へ行く時は彼のご両親のお家にお泊りするのが恒例です。
今では昔話ですが、
彼の実家を二回目に訪れたころにちょっとした事件があったことも、、
最終日の夜、ディナーが終わったころに会話の行き違いがあって、彼のご両親の前で私が大泣きしました。
(なんか、フランスに来てから良く泣いている私💦日本にいた頃は殆ど泣いたことなかったのに。。)
原因は今思えば大した理由ではなかったけれど、
ちょっとした会話のきっかけで、
それまで溜め込んでいた自分の不安・緊張・悔しさが一気に爆発した感じで、堪えられなくなっちゃったんです😓。
心のどこかで、マイノリティの壁を自分で作ってしまっていたのかもしれません。
それで私が急に泣き出したから、周りは全く意味が分からず、、
みんなびっくり😱!私もびっくり😱!!
彼パパがビックリして別室から飛んできて、彼ママもびっくりして唖然としていて、
楽しいはずの最終日の夜が一気に修羅場と化しました😱😱😱😱
でも、それで良かったと思ってます😇!
なぜなら、この出来事をきっかけに、お互いに信頼関係が出来上がった気がしているので。
雨降って地固まるでしょうか!?
そこで我慢せずに自分の本音を素直に発散(爆発?)させたことで、家族としての距離が一気に縮まりました。
そして彼のご両親の優しさにも救われ、
「嫌なことや不安なことがあるなら我慢せずに遠慮なくいってくれていいんだよ!」「いつでも味方だから心配しないで!」って温かく受け止めてくれたことが、本当にありがたかった😭😭
今では、パパから「本当の娘のように思っている」と言ってもらえるまでになりました。
嬉しすぎるー😭💕涙
仲良くコミュニケーションを取るために心がけていること
今だから言えますが、
彼ママの第一印象は、「ちょっと怖そうかも!?」でした。笑
本当は全然怖くないし静かに冷静に周りを観察しているだけだということが後で分かりました。
そのお蔭で、私が困っていたり、何かストレスを感じていたりすると、いち早く気づいてそっと助けてくれたりします。
そう、彼ママは実は心が優しい人✨だと私は勝手に信じています。笑
”彼の弟さんの奥さんのお父さん(マックスおじさん)” も、
初めの頃はブラックジョークを飛ばしてくるし、なんかとっつきにくそうだなーと思ってあまり近づかずに遠目に見ていました。
でもある時、マックスがペタンク好きなことが判明!
夏にみんなでペタンクをするタイミングで、私も思い切ってマックスにペタンクのコツを個人指導してもらったことがきっかけで、仲良くなりました😆!
後日、マックスおじさんは、実は照れ屋な面があることに気づきました。
勝手に偏見を持って決めつけるのではなく、自分から相手に歩み寄る姿勢も大切です♪
私が心がける、
<フランスの家族と打ち解けるためのポイント>はこちら。
- 相手が好きな事・得意分野を見極める!
→彼ママはお料理が大好き!本当にどれも美味しくて感動レベルです💕
マックスはペタンクや山登りが大好きなスポーツおじさん。
相手の得意分野の中で、自分も楽しめそうなテーマを選び、相手に教わるつもりで積極的に一緒に作業しています。
これ、相手との距離をぐんと縮めるコミュニケーションとしてすごく役立つ😉! - 気を遣い過ぎない
→気を遣い過ぎてちょこまかするのは辞めました。
食事後のお片付けはみんなで一緒にやるのが基本ですが、家にいて「寛いでていいよ♪」なんて言われた日には、フランス流に文字通り受け止めてソファーでテレビみながら寛ぐことにしてます😂! - 嫌な時は相手に伝える・断る
→嫌なことがあれば、相手にきちんと伝えることも大切。
相手が義理のご両親でも、嫌なことは相手に敬意を持って伝えると、
フランスではギクシャクすることなく案外自分の意見を尊重して受け取ってもらえることが多いです。
もちろん伝え方にもよりますが。
以上!
この中でも、
共同作業は円滑にコミュニケーションを図るために役立っていて、今でも積極的に一緒に作業するように心がけています。
もちろん、自分も楽しみながら😊
これは、相手に媚びを売るわけでは全くなく、
例えば、私の場合は私自身も料理が好きなので、彼ママがいるキッチンに行ってお料理を作ったり、レシピを教えてもらったり、お手伝いしなくても横で料理過程を観察したりしているうちに、だんだん心を開いてもらえるようになりました。
ちなみに、彼ママはいつも「別に手伝わなくていいからねー(本音)」っていいながらせっせとキッチンに消えて一人で料理するタイプ。
でも、勝手にくっついて行って一緒にお料理していると、私もフランスの家庭料理を学べるし、ママもなんとなく嬉しそうだからいいかなーと思ったり♪
マックスおじさんのケースも、同じ。
相手と良い関係を築きたい時は、
相手の趣味や好きなことをリサーチし、「これなら自分も一緒に楽しめそうだぞ!」と思える事柄を選んで、是非積極的に一緒に作業してみて下さい。コレおすすめ♪
ポイントなのは、自分も相手も楽しいと思える共同作業をすること✨
そもそも自分が楽しめなかったら苦痛でしかないので。。
その作業を通して、別の会話が弾んだり、相手に心を開いてもらえるきっかけになるかもしれませんよ♪
フランスの家族のスケールが大きすぎる😂!
今までで印象的だったフランス家族にまつわるエピソードはこちら。
- 家族総出で夏休みバカンス
→ある年は、家族旅行と称して、アルプス山脈近くの美しい村のコテージに1週間以上滞在したこともあります。
参加メンバーは彼のご両親、弟さんカップルと娘ちゃん、弟さんの奥さんのご両親、私たち。
滞在中は、ほぼ毎日みんなで山登りをしたり、ハイキングをしたり、夜はBBQをしたり、
まるで山荘合宿のような生活でした。
とても楽しかったです。
私にとっては、少し遠い存在になりがちな、”彼の弟さんの奥さんのご両親” も、南仏へ行くとかなり頻繁に会っているので、家族の様な感覚です😊 - 弟さんの奥さんのご両親の所有するブドウ畑の小屋でピクニック
→ある時は、南仏のブドウ畑で家族ピクニックをしました。
このときも、参加メンバーは幅広く、”彼の弟さんの奥さんのお姉さん家族” や ”彼の弟さんの奥さんのお母さんの妹さん” までいました😂!
もう、ここまでくると、家族としての括りが広すぎて、訳が分からなくなってきます。
日本だと、家族親戚がここまで一斉に集まる事って、なかなか稀だと思うのです。
それこそ、冠婚葬祭など大切なイベントの時ぐらいでは?
でも、フランスの家族を見ていると、私にとっては遠い親戚になりそうな人達までちょっとした集まりに参加していたりして、
かなり頻繁に交流する機会があります。
本当に、「家族の規模」が日本より広い!
そして、そういった集まりは楽しい集まりばかり。
南仏だから、フランスの中でもより一層オープンな人達が多いのかな?とか色々と考察中。
家族との時間をとても大切にするフランスの文化、私は好きです😊
最後までご覧いただきありがとうございました。