ストラスブールは16世紀から続く、フランス最古のクリスマスマーケットとして、Capital de Noëlと言われるほど世界でとても有名です。私が今回ストラスブールを訪れたのは12月23日~26日にかけて。本場の雰囲気を感じたくて、思い切ってこの時期に旅することにしました。初アルザスです!
そこで今回は、ストラスブールのマルシェドノエルの様子をお届けしたいと思います✨
マルシェドノエルとは、クリスマスの時期に登場する、クリスマス屋台のこと。大きな教会の前や広場に可愛いお店が立ち並びます。
通常は、街の中心に大小10か所、午前11h00 ~午後20h00 まで毎日オープンしています。週末はもう少し遅い時間帯まで開いていますよー \(^o^)/
2018年のストラスブール🎄マルシェドノエルは、11月23日から12月30日まで開催していました。ただし、クリスマスの雰囲気を存分に感じたければ、12月24日までに訪れることを強くおすすめします!なぜなら、12月25日はすべてのお店が閉まってしまうから!それに、26日以降は、マルシェの規模も縮小されてしまいます。
大人も子供もウキウキわくわく♪
マルシェドノエルの定番といえば、やはりVin Chaud(=ヴァンショー)というホットワインです🍇 シナモンやクローブなどのスパイスやオレンジとワインを煮込んで作る、甘くて温かい冬の飲み物です。Vin Chaud Rouge は赤ワイン、Vin Chaud Blanc は白ワインで煮込んだものを指しますが、Vin Chaudといったら一般的には赤ワインで作るホットワインのことを言います。(chaud = フランス語で温かい・熱いという意味です。)
ストラスブールで見つけた Vin Chaud のマルシェ💛
こんな感じで街のあちこちで売られています。でもお店によってスパイスの量や煮込み具合が違うため、風味もさまざま。 街歩きをしながら、いろいろなヴァンショーを飲み比べて自分好みのお店を探すのも楽しい♪ ちなみに、ヴァンショーのアルコールはほとんど飛んでいます。
その他にも、りんごジュースとシナモンを煮込んだ飲み物や、オレンジジュースとシナモンを煮込んだ飲み物もありました。
寒い冬に飲むと体が温まって、ほんとうに美味しいんですよ☕
ストラスブールでは、Vin Chaudを買うと素敵なカップに入れてくれます。お店にもよりますが、基本的にはこのカップを持ち歩いて、お店の人に渡すと飲み物を注いでくれます。その分、1€ ほどお値段も安くなります。念のためお店の人に確認するとスムーズですね ✨
エコにもなるし、かわいいカップだったら大切にとっておきたくなりますものね♪ カップの種類は、全部で3種類ほどありました。
次はオーナメントのお店です🎄
夢が詰まった可愛いディスプレイにうっとり✨
ストラスブール大聖堂の端のほう(メリーゴーランドの横) にひっそりとありました。このお店は、わたしが今回見つけた中で、ダントツで可愛いかった一押しのお店💛お気に入りナンバーワンです!!ほとんどのオーナメントは、木で出来ており、ひとつひとつ職人さんが作ったハンドメイドです。そのため、値段は 6€ ~ 12€ と少し高めですが、どれも本当に繊細で素敵なものばかり。
迷わずゲット \(^o^)/✨
これはアルザス名物のクグロフやプレッツエルのお店
プレッツエルは、ドイツ発祥の食べ物ですが、この街でも親しまれている様子。プレッツエルには、甘いバージョンとしょっぱいバージョンがありますが、食いしんぼう的には、しょっぱいバージョンをビールと一緒につまむのがおすすめ。そう!ストラスブールを初めとするアルザス地方は、おいしいアルザスワインで有名ですが、おいしいビールの街でもあるのです!!ドイツの影響を感じます♪
次はアルザスの陶器やPain d’épices (パンデピス = ナツメグ・シナモン・クローブなどのスパイスとはちみつを練りこんでつくるノエルのお菓子。硬めのパウンドケーキのような食感です。) のお店です。
ストラスブールでは、マルシェドノエルに出店できるお店に規制を設けているようで、地元の工芸品や特産品を扱うお店が優先されるそうです。
アルザス色のかわいいお店は見ているだけで本当に楽しい!!
街全体がおもちゃ箱みたい✨
⇒ 次回は、かわいいストラスブールの街並みをご紹介します💛