フレンチマダム直伝!おいしいクレープ生地のレシピ♡フランス生活で手作りおやつ

こんにちは!

みなさんはフランスのおやつといったら何を思い浮かべますか?

焼き菓子だとマドレーヌやフィナンシェ、ビスキュイ、ラングドシャなどでしょうか。

そして、忘れてはいけないフランスのおやつ代表といったら大人も子供も大好きなクレープ😋!!

そこで今日は、フレンチマダムに教わった美味しいクレープの作り方をご紹介します♡

実はフランスのクレープはシンプルでとっても簡単。

わたし自身、この作り方で何度もクレープを焼いているほど、

とってもおすすめのレシピなのです。

ぜひ作り置きして、おいしい朝ごはんやおやつにいかがでしょうか😊?

 

おいしい本場のクレープ生地レシピ(Pâte à crêpes)

それでは早速、フランスでマダムに教えてもらった、クレープレシピをご紹介します!

このレシピで作ると、モチモチでしっとりとした生地になりますよ😊

材料(クレープ8~10枚分)

  •  小麦粉 250グラム
     ※フランスの小麦粉の場合はT55かT65。薄力粉。
  •  卵 3個
  •  牛乳 500ml
  •  バニラ風味のお砂糖 2袋分(およそ15グラム)
  •  お砂糖 大さじ1
  •  お塩 ひとつまみ
  •  植物油 大さじ3(おすすめは、オリーブオイルやグレープシードオイル)
  •  ビール 50~100ml(あれば)
  •  バター適量(焼くときに使う分)

クレープ生地の作り方

  1. 小麦粉250グラム、お砂糖(大さじ1)、バニラ風味の砂糖(15g)をボールの中で混ぜる
  2. ①にお塩ひとつまみと卵3個を割り入れる
  3. ②に牛乳250mlと植物油(大さじ3)を少しずつ加えながら泡立て器でよく混ぜ合わせる
  4. ビールを加え、残りの牛乳250mlを少しずつ加えながらさらに良く混ぜる
  5. 冷蔵庫で生地を休ませる(最低1時間以上、できれば半日以上)
    →塩とビールを入れた生地をしっかりと休ませることで、焼いた時に破れにくく、もっちりとしたクレープになります。

クレープの焼き方

冷蔵庫で休ませた生地を取り出し、バターでクレープ生地を焼く。

生地をひっくり返す時に、お箸を使うと上手くいきます。

※底の浅いクレープ用のフライパンで焼くと、綺麗に焼けてひっくり返すときも楽なのでお勧めなのですが、ない場合は普通のフライパンでも焼けますよ!
実はフランスでは、クレープ用フライパンやクレープ道具を台所に常備してある家庭が多いです😊さすが!

☟ STAUB ストウブ製クレープ用フライパン

ポイント

・ クレープ生地を冷蔵庫で一時間以上休ませること。できれば半日~一晩が理想。

・ 生地に使うバニラ風味のお砂糖がなければ、バニラエッセンスやバニラビーンズを混ぜて代用してください。

わたしは今回、alsaのバニラ砂糖を使いました。

 

フランス流クレープの食べ方

フランス流のクレープの食べ方はとってもシンプル。

焼いたクレープ生地に、おいしいジャムやチョコレートなどを塗って巻いて食べます💛

中でも私のお気に入りは、お砂糖を軽く振ってレモン汁をかけて食べる食べ方です。

日本のクレープは、どちらかというと生クリームやフルーツがたっぷり巻かれている具だくさんな印象がありますが、

本場フランスでは生クリームたっぷりのクレープはあまり見かけません。

フランスでよく見るクレープのバリエーションをご紹介します😊

よくある定番クレープの種類

  •  Crêpe citron (お砂糖とレモン果汁のクレープ)
  •  Crêpe confiture (ジャムのクレープ)
     ジャムの定番は、イチゴジャム・アプリコットジャム・オレンジ・フランボワーズなど♪
  •  Crêpe de caramel beurre salé(塩キャラメルソースのクレープ)
  •  Crêpe Nutella(ヌテラクレープは子供も大好き!)
  •  Crêpe Suzette(クレープシュゼットは、お砂糖&オレンジの汁と皮をグラン・マルニエというリキュールでフランベしたクレープです。)

その他、お勧めなのがカカオ65%ほどの板チョコを溶かして塗る方法。

まず板チョコを容器に割り入れ、少量のお湯(もしくは、生クリームの液体)を足し混ぜます。

そして電子レンジで温めるだけで美味しいチョコスプレッドの完成✨

チョコスプレッドとバナナを一緒に巻いて食べても美味しいです。

ヌテラクレープも大好きなんですが、

甘さ控えめで大人のチョコクレープにしたいときは、カカオ多めの板チョコを使うようにしています。

Crêpeは朝ごはんやおやつにピッタリ!

クレープはいわばフランス版パンケーキといったところでしょうか?

大人も子供もみんな大好きです♡

今回ご紹介したレシピの良い所は、生地にバターを練り込まないので意外と軽い生地に仕上がることです♪

そして焼くときにバターを使って焼くことで、ふんわりバターの香るおいしいクレープに仕上がります。

☟私のお気に入り「ボルディエバター」は濃厚な味わいのブルターニュ産発酵バターです。是非お試しあれ。

クレープは、おやつにはもちろん、多めに焼いて朝ごはんにするのもオススメ😊

ご存知の通り、フランスの朝ごはんはガッツリ甘党!

フランスの定番朝ごはんは、

バゲットにバターとコンフィチュールを塗ったもの(タルティーヌ)、週末はちょっと贅沢にクロワッサンやパンオショコラ、平日は簡単にシリアルやビスケットなどを食べる人が多いです。

そして、みなさんこれらをコーヒーやカフェオレにちょんちょんと浸して食べます。

私は、いまだにこのコーヒーに浸す食べ方が苦手😱!!

こちらに住むようになって気づきましたが、フランス人は、パパッと手作りおやつや焼き菓子など自分で作る人が多いです。

私が今まで出会ってきたフランス人はみなさん、マダムもムッシュもお料理上手✨

そんな人々を見てきたからか、わたしもこまめにおやつや焼き菓子を手作りするようになりました🌹

実は他にもフランスで教えてもらった手作りおやつのレシピがあるので、別の機会にご紹介したいと思います😊

最後まで読んでいただき有難うございました。

ブルターニュ地方のクレープレシピ本をご紹介☟