<Colissimo>2021年から税関申告がオンライン化。フランスからコリッシモを日本へ送るときに気を付けるべきポイント

こんにちは!

最近、何かと郵便物でバタついている食いしんぼうです。

前回のクロノポスト郵便事件に引き続き、今回はコリッシモのお話。

フランスから日本宛てに送るコリッシモ(Colissimo Prêt-à-Envoyer) の送付システムが2021年1月から変更になっています。

みなさん知ってました?知らないの私だけ??

とにかく。

先日わたしは、ノコノコと大きな荷物を抱えてLa POSTE(郵便局)へ行き、

この新たな送付システムが引き金となり、郵便局のマダムから門前払いを食らいました😭

仕方なく同じ荷物を抱えて徒歩で帰宅。チーン( ;∀;)!!

フランスの郵便局は一筋縄ではいきません。

そこで今回は、

今年から変更となっているコリッシモ送付の際の変更ポイントと注意事項を簡単にシェアします🌼

今後コリッシモをご利用する方はご注意くださいませ。

 

Colissimo Prêt-à-Envoyerとは?

コリッシモとはフランスの郵便局(La Poste)が販売している追跡可能な国際郵便宅配サービス。

郵便局の窓口で「Colissimo international au JAPON, SVP 」とお願いし、箱のサイズを指定すると、その場で料金支払い後、専用の送付状と箱をもらうことが出来ます😊

コリッシモの箱のサイズはLサイズとXLサイズの二種類。

箱の色は「赤と白」が目印です。(青い箱もあるので間違えないように注意)

郵便局で箱を買い、自宅で専用の箱を組み立て、内容物を入れてから送付状とともに再び荷物を郵便局に持って行くと簡単に日本へ荷物を送ることが出来ます。

郵便局の窓口で簡単に送ることが出来るので、

フランスに遊びに来た母や友達はコリッシモを使って、重量オーバーしそうなお土産を日本へ送ったりしていました♡

ちょっと高いけど意外と便利♪

しかも、コリッシモだとしっかり日本に届けてくれます。

いままで7回ほど日本宛てにコリッシモを送りましたが、通常なら一週間、コロナになってからは約二週間で全て日本に到着しています✨

Colissimo international の料金(箱付きの場合)

<箱のサイズと重量><送料込みの値段> *2021年度
L サイズ(5KGまで送付可能)49ユーロ (日本円で約6,400円)
XL サイズ(7KGまで送付可能)69ユーロ (日本円で約9,000円)

箱選びのポイント

  • 日本用の箱はLサイズXLサイズの二種類があり、それぞれ送れる荷物の重量が決まっています。
  • 「Lサイズ」だと箱が小さめなので、沢山荷物を送りたい時は「XLサイズ」を選ぶと良いです。

2021年からの変更点と注意事項

ここから、新しい変更点について。

変更点

☆税関申告申請の手続きがオンライン化しました。

(変更前)2020年まで(変更後)2021年1月~
税関申告用の紙を郵便局でもらい、手書きで書類に記入。送付時に送り状と共に郵便局へ提出税関申告用にLa Posteの専用ページからオンライン登録が必須。システム入力後、印刷したものを荷物とともに提出

 

La Poste 税関申告用のページはこちらから

☞ https://www.laposte.fr/formulaire-douane

☞ システム入力する際の税関申告用のフォームは「CN23」になります。

変更後のポイント

  • コリッシモ送付前に、La Poste のネット専用ページからオンラインで税関申告の登録をする。その際に送付物の内容を詳細に登録しなければなりません。(ネット環境でのシステム入力必須)
  • La Poste から申告用の専用ページを開くと、「コリッシモは申請不要」のような文言が赤字で出てきますが、日本宛てのコリッシモはオンラインの税関申告が必須なので注意!
  • オンライン入力が完了すると、最後の画面に登録番号が出るので必ず控えること。
  • コリッシモを送る時に、郵便局で税関申告用の小さな紙(ステッカー)を印刷してもらい荷物に貼り付ける(郵便局でやってくれるはず)

注意事項

郵便局側も、税関申告システム化の変更内容や手続き方法についてきちんと理解していないことがあるので要注意!

今後の流れ

  1. La Posteでコリッシモを買う
  2. 自宅で荷詰め&オンラインで税関申告(CN23)の登録を行う
  3. 郵便局へ荷物を持って行く
  4. 郵便局でオンライン税関申告の明細を印刷してもらう。印刷したステッカーを荷物に貼る。(郵便局で対応)
  5. 郵便局から日本へ荷物を送る。

今回の変更にまつわるちょっとしたトラブル

例のクロノポスト事件もあり、

色々と母に迷惑をかけたので、お詫びも兼ねてフランスのお土産を日本に送ることにしました🍒

そこで、いつものようにコリッシモを使うことに。

昨年末に日本の友人宛てにクリスマス便を送って以来なので久々~😆✨✨

今回、郵便局へコリッシモを買いに行ったときに、郵便局の窓口で「税関申告がシステム化された」旨の説明を受けたので、

言われた通りに家でオンライン登録しました。

パソコンで入力完了後、コリッシモとオンライン税関申告の登録番号を持って郵便局へ。

すると、、

郵便局マダム:「システム入力後の画面を印刷してないからコリッシモは受け付けられません!」

私:「なぜーーー??オンラインで入力した時には印刷するようなページは何もなかったよー!😱」

私:「どのページを印刷するべきか教えてください。それか登録番号から検索してそちらで印刷していただけませんか?」

マダム:「それはできないわ。家で印刷してまた出直して来て!」

せめて印刷内容について詳しく説明してほしかったけれど、たぶんマダム自信が手続きに関して理解していなさそうな雰囲気👱!!

色々と粘っているうちに、気づいたら後ろに他のお客さん達の行列がっ😨!!

他のスタッフも忙しそうだし、とりあえず埒が明かないので、いったん退散💦💦

そこで、その日のうちに他の郵便局に行って税関申告用の新システムと印刷方法について詳しく聞いてみると、

郵便局のムッシューが私のオンライン登録番号からササッと税関申告用のステッカー(用紙)を印刷して持ってきてくれるではないですか😇!!

ムッシュー天使~~👼👼👼!涙

それを持って、翌日また例のマダムのいる近所の郵便局までコリッシモを持って行くと、、

運よくマダム不在で別のムッシューが対応してくれました👦✨

一応ことの経緯を話してみると、、

ムッシュー:「そうなんだよねー。今年から税関申告がシステム化されたんだけど、職員もよく分かっていない人が多くてさー。システム化したけど、ちゃんと準備できてない段階でリリースしちゃったからねー。でも、税関申告のステッカーは郵便局側で印刷できるから、キミが印刷する必要はないよん~。今度なんか困ったら、おいらに言っておくれー♪」

とのご回答でした。

オンライン化するのはいいけれど、手続き方法に関してはそちらで事前に共有しておいてほしかったわ。

トホホ ( ;∀;)!!

ということで、今回の一件で郵便局員でさえもコリッシモの新しい変更内容に関して良く分かっていない人がいるということが判明しました!

税関申告のオンライン化でちょっとは楽になるかと思いきや、なんか色々と面倒になったなーというのが今回の印象。

La Poste の人達に慣れてもらうまで、しばらく時間がかかりそうです😣!

皆さんもご注意くださいませ。

最後まで読んでいただき有難うございました♡

 

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