<鍵事件>休暇中にやらかしてしまった話

こんにちは!

フランスは、遂にニースが週末限定の完全コンフィヌモン(ロックダウン)になり他の地域も完全外出禁止令が秒読み段階へと迫ってきました!

ひぃー!ついに来たか。。

ニュースの情報を見聞きする限り、今回コンフィヌモンを行う場合は、地域的部分的な発令になりそう。ですが、現時点では情報不足で、どのような形になるのか何とも言えない状況です。

(ちなみに、フランスは現在夕方18時~朝6時の夜間外出禁止発令中。平日も週末も関係なく常に18時までに必ず自宅に戻らなくてはならないので、これはこれで結構慌ただしくて大変です。)

高齢者や医療関係者を優先的に1月からワクチン接種が始まっていますが、まだまだ道のりは長い。

こんな暗雲垂れ込む状況下ですが、

先週のリヨンは春の暖かさで連日快晴のポカポカ陽気。

太陽を感じる時間も少しずつ長くなってきました✨

そうなると、みんな考えることは同じ!

自由に動けるこの貴重な時間をお日様の下で過ごそうと、お外に繰り出すのですよね。

もちろんマスクを着用してですが。

しかも2月末はフランス人が待ちわびる大好きなバカンスシーズンでした。

毎回バカンスが明けては感染拡大を繰り返すフランスなので、個人的にはバカンスを数回我慢した方が良いのでは?と思うのですが、実際のところどうなんでしょう(´・ω・`)

そんな中私はというと、

少し前に感染のリスクが少ないだろう雪山へ、山の新鮮な空気を求めて数日間だけランドネ(山歩き)に行ってきました。

自然の中で人とほとんど会うこともなく過ごしたのですが、コロナ渦でレストランなどの飲食店は全て閉鎖しているので普段とは大分違った外出先での過ごし方となりました。

鍵事件のお話

そしてですね、、、

今回のお休み中にワタクシやらかしてしまったのですよ!!!!

フランスに来てから最大の大失態を!!!

なんと!

車のトランクに車のカギを入れたまま、トランクを閉めてしまったのです。。

トランクに車のキーを閉じ込めました!

やってしまったー( ;∀;)トホホ。。

トランクを閉めてからカギがないことに気づき、

慌てて焦るものの後の祭り。。( ;∀;)!!

フランスでこんな失態を起こすとは夢にも思わなかったワタクシ。

<カギ事件の全容>

Step1:車のトランクのみオートロックキーで開ける。(車の座席扉の鍵はしまったまま)
Step2:オートロックキーをトランク内の片隅に置いていそいそと荷物を探す。
Step3:荷物を取り出してそそくさとトランクを閉める。
Step4:車のカギがないことに気づく。ガーン。。

カギがないことに気づいてから、何度も服のポケットを探り必死でトランクの扉を開けようとしてました。

車の前で暫くどうしていいのか分からず、ひとりで茫然と立ち尽くし。。

そして、じわじわと事の重大さに気づき、血の気が引くこと数秒。。。

「や、やばい。」

とりあえず周りの人に青ざめながら事情を話し、みんなで頭をひねって必死に解決策を考えました。

3つの解決策

  1. フォルクスワーゲンの保険サポートセンターに相談して、カギを開けてもらう。
  2. 緊急で専門のカギ屋さんを呼んで、翌日カギを開けてもらう。(この日は日曜日なので対応不可。最速で翌日の作業になる。)
  3. スペアキーを取りに遠い自宅に帰る。

この時点で一番の候補に挙がっていたのは、

解決策その①

でした。

車がフォルクスワーゲンだったので、専用のサポートセンターに電話すれば、安全に素早くカギを開けてもらえるだろうとの見立て。

しかしながら、

サポートセンターの回答は、

「現場まで車を回収しに行くことはできるけれど、カギを開けることはできません。車の回収後、フォルクスワーゲンのガレージで車の窓を割ることになるでしょう」

とのこと。。

しかも車の回収費だけで300ユーロの見積もり。。

そのうえフォルクスワーゲンのガレージに連れてかれ、窓ガラスを割られて修理したら一体いくらになるのでしょう??

車を回収してもカギを開けられないなんて全然意味ないじゃーん!( ;∀;)

ということで、敢え無く却下。

つづいて、

解決策その②

日本でいう「鍵の救急車」的位置づけの緊急のカギ屋さんに電話で相談したものの、やはりカギ屋さんの回答も「残念ながら車の窓を割ることになるでしょうね。」とのこと。

どうしよう。。これは予想以上に困ったぞ。。

思った以上に深刻過ぎる!!

すると親切なカギ屋さんからアドバイスが、、

過去にも同じケースに対応しているカギ屋さんの経験値から、

スペアキーを取りに自宅に戻る方法」が一番ベストな解決策だとアドバイスしてくれました。

家までかなりの距離だったので自宅に引き返すのは避けたかったのですが、こうなったらどうしょうもない。

ということで、解決策③を採用決定!

翌日のTGVのチケットを急いで購入し、

滞在先からリヨンへ片道3時間、往復6時間の丸一日がかりでスペアキーを取りに行くことになりました。

事件発生の翌日夕方、無事に開いた車のトランクの片隅から閉じ込められていたカギを救出✨!

この2日間、本当に生きた心地がしませんでした。

あまりにお粗末すぎるこの事件。。

海外でこんなトラブルを起こすと、どうしていいのやらもう頭が真っ白になります💦

ちなみに日本ではこういう場合、JAFを呼べば窓ガラスを割らずに開けてくれるらしいとのネット情報を発見。

でもここで、ちょっとした疑問が、、

どうしてJAFは車のカギを開けてくれるのに、フランスでは窓ガラスを割らないといけないのだろうか?

こういったトラブルに全く詳しくないので真相は不明ですが、ちょっと疑問に感じたのです。

私はというと、この事件がトラウマになり、

リヨンに帰ってきた今でも車の扉を閉めるのが怖くなってしまいました。。。笑

もう二度とやりません( ;∀;)!!

深く反省。

しかし、車の窓割らずに済んだだけでも本当によかったです!

おそろしやーおそろしやー。

これからは遠出をする際にはスペアキーを持とうと思ったのでした。

今回も読んでいただきありがとうございました♥