リヨンでガレットデロワを楽しむ

毎年1月のお楽しみは、ガレットデロワを食べること✨✨
1月の期間限定を言い訳に、色々なお店のガレットデロワを食べ比べするのが密かな楽しみ♪
ノエルで増加した体重に拍車がかかります。。。
ダイエットが進まない進まない😐😋

今年食べたガレットデロワ。
一位:Guillaume Flochon(ガレットデロワコンクールで2位受賞)
二位:Delice des sens (リヨンの人気パティスリー)
三位:近所のパン屋さん(気取らない味)

このような結果となりました。

フランスのガレットデロワ豆知識

フランスではガレットデロワを食べる時に、ちょっとしたルールがあります。
大人同士の場合は、普通に分け合って食べますが、子供のいる家庭だと定番の楽しみ方を紹介します。

<ガレットデロワの切り分け方と食べ方ルール>
1. 大人がガレットデロワを人数分に切り分ける。
2. グループの中で最年少の子供がテーブルの下に隠れる。
3. 切り分けた人が「C’est une part à qui?(これは誰の分?)」とテーブルの下にいる子供に質問。
4. テーブル下の子供が「C’est pour ○○!」と食べる人の名を呼ぶ。(これを全員分繰り返す)
5. 全員分配り終えたら、皆でBon appétit :)!!
6. ガレットの中のフェーブ(陶器の人形)を引き当てた人が、王様♔

だから、ガレットデロワを買うと必ず王冠がついています。
この年中行事は、イエスキリストにちなんだもの。
東方の三博士がキリストを訪ねてやって来るのが、エピファニーの日(1/6)なので、それを祝してガレットデロワを食べますが、フランスでは、1月中ならパティスリーからパン屋さんまで様々な場所でガレットデロワを購入することが出来ます。

ノエルの時のクレッシュにも、東方の三博士(カスパール、バルタザール、メルキオール)を発見♪


フランスでは、年末のノエルから新年のエピファニーにかけて、クリスマスのお祝い(=キリスト生誕のお祝い)が続いている感覚なので、ノエルのデコレーションやクリスマスツリーが年明けも飾ってあります。
エピファニーを過ぎるとみなさん本格的に片づけます。


フランスで暮らしだして間もない頃は、お正月になってもクリスマスの飾りつけがしてあって変だなーと思っていたのですが、今はその理由が分かるようになりました。

今年のガレットデロワ

今回のガレットデロワは下記の結果となりました😊

一位:Guillaume Flochon


何といっても今年の一位は Guillaume Flochon
リヨン9区にある私の大好きなパティスリーです。
一年前に食べはぐってから、ずっと気になっていたこちらのガレットデロワは、
なんと、パリで開かれたガレットデロワ・コンクールで全国第二位に輝いたという実力派。

<特徴>
✔ パイ生地サクサクでとても薄い
✔ フランジパンはアーモンドの粒が入っていて香り豊か
✔ ほんのりラム酒の香り
✔ バターの香りが広がる

個人的に薄めでサクサクのパイ生地が好みなので、文句なしに美味しかったです。
4人用で19.5ユーロ


ここのお店はケーキも繊細でいつもハズレがないので、今回かなり楽しみにしていました。
もちろん予約して♪

日曜日の朝9時30分にお店まで引き取りに行くと、道まで大行列。
その上、当日販売分のガレットデロワは既に完売とのこと。
確実に購入したい方は事前予約がおすすめ。

二位:Delices des sens


今回の Delices des Sens はポールボキューズ市場で購入しました。
こちらも美味!
定番のフランジパンをチョイス。アーモンドクリームに入ったラム酒がかなり効いています。
生地は薄めのサクサクで香ばしい。
4人用で21ユーロ。
ここのお店はフェーブがいつも素敵です。

三位:近所のパン屋さん

そして最後は近所のパン屋さん。
(ごめんなさい、、写真ありません😌!!)
パン屋さんのガレットデロワは、パイ生地が厚めのことが多いです。
フランジパンが甘めで、結構ネットリしてました。個人的にはラム酒が入っていないアーモンドクリームも好きなので、
悪くはありませんでしたが、、やっぱりパイ生地がしっとりしていて残念だったので3位にさせていただきました!

来年は、どこのガレットデロワを食べようかなー😋

最後までお読み頂き有難うございました。