カルチャーショック!?私がフランスに来てからビックリした出来事。

いやー。本当のフランスを知らない日本人が抱くフランスのイメージってなぜか「おしゃれ!」「パリ素敵!」「かっこいい!」みたいな華やかなイメージを抱く人が多いようなんですが、、実際に生活してみると現実は全くそんなことはないのですよ(´・ω・`)!!

確かにフランスってセンス良くておしゃれだなーと感心してしまう一面もありますが、それ以外の一面もたーっくさんあるのですよ!!

郷に入れば郷に従え精神で日々生活しているわたしですが、

フランスに住み始めてから体験したカルチャーショック(?)な出来事がいくつかあるのでご紹介しようと思います。

心の準備を!笑

それではいってみましょう!

スポンジ事件。テーブルを食器洗い用スポンジで拭くとは!?

これはもう、フランス人にとっては当たり前すぎて何も感じない人が多いようなんですが、

私は初めてこの場面を目撃したとき、衝撃すぎて自分の目を疑いました。。|д゚)

一応、よくあるこの状況をご説明しますと、、

フランス人の多くは、ご飯を食べ終わった後、食卓テーブルの上を洗剤や水気のついた食器洗い用スポンジでササーっとですね、こうフキフキしながらパン屑なども拭くのです。もちろんその後、台ふきんでテーブルを再び拭くという事はありません。なので、テーブルは泡がついていて湿っている状態のまま乾くまで放置です(´・ω・`)。

私は最初にこの光景を見たとき卒倒しそうになりましたよ!!笑

だってだって、食器洗い用スポンジって食器洗いの為にあるんじゃ!?

しかも、このスポンジで生肉や生魚のついたまな板を洗ったりしますよね!?油もついてるし、雑菌沢山じゃないですか!?

頭の中で色々な想いがグルグルめぐります。。

子供のころから、テーブルは台ふきんで拭くようにと学校や家庭で教え込まれているわたしはフランスに来て一番ショック(というか気持ち悪い。。)と思ったのが、このスポンジ事件なのです|д゚)

中には、この食器洗い用スポンジで床に落ちた食べ物を拭う人も。。ちなみにフランスは土足文化!

フランス人恐ろしや( ;∀;)

一応この現象を受け入れようと自分なりに色々と考えた末、

この国には台ふきんが存在しないのだ!という結論にたどり着きました。笑

一応、大抵の台所にはトション(=Torchon)という分厚い布ふきんはあるのですが、

このトション一枚で台所のお手拭き、食器拭き、料理の際のあれこれと、何でも済ませます。(それも個人的には不衛生と思ってますが、、)

そして、問題の食器洗い用スポンジも、日本人にとっては食器洗い用という認識で使っていますが、フランス人にとっては食器洗い用という認識ではなく、掃除用と思っているのではないでしょうかね(´・ω・`)⁉

という考察結果となりました。

とにかく、慣れろと言われても言われてないですがこれだけは未だに慣れることが出来ず、

フランスの人達には、「スポンジは汚いからテーブル用に台ふきんで拭いた方が清潔で綺麗になるよー(^^♪」と力説しつつ、

自分で用意した専用台ふきんでせっせとテーブルを二度拭きする自分がいるのでした。

野菜に虫がついている率高し!

BIOスーパーやマルシェでレタスなど葉物の野菜を買うと、かなりの高確率で青虫や謎の虫がついています。

虫嫌いのわたしは、毎回ひょえー!!っとなりますが、

農薬が少ないことの証でもあるので、個人的にはよい事だなと思ってます♪

逆に、最近は日本のスーパーに整然と並ぶ綺麗なレタスがちょっと人工的な気がしてくるようになってしまいました。

どちらがいいんでしょうかね?

その代わり、フランスではレタスをよく洗わないと虫も食べることになってしまいますので、注意が必要( ;∀;)。。

ホームレスに食べ物を渡す人をみかけること

これは、リヨンだけなのか?たまたま私がよく目撃するのか分かりませんが、

リヨンに来てから、道端に座り込んで物乞いしているホームレスに何かを渡すシーンを結構見かけるようになりました。

大きいピザをホールで一枚渡している人や、近くのブーランジュリーでわざわざコーヒーとパンを買って渡している人、何も渡さなくてもただただ話しかけてその人の話相手になってあげている人など、いろんな人を今まで見かけました。

友達もホームレスの前を通りかかるときにバックに入っていたお菓子を渡していました。

でも、これって地域や都市にもよるのでしょうか?

詳しいことはよくわからないけど、パリのような大都会はホームレスだけでなくロマのようなスリ集団も沢山いるし。。

この行動が100%良いのか分からないけど、こういう行動を当たり前のように出来る人はやっぱり優しい心を持っていると思います。

そして、この光景を見るたびに色々と考えさせられます。

スーパーマーケットでは意外に忍耐強い⁉

スーパーに買い物に行くと毎回思うことがあります。

それは、フランス人がいつもデモやら何やら色々と大騒ぎするくせに、スーパーのレジには割と静かに並ぶこと(´・ω・`)!!

ちなみにフランスのスーパーのレジって、めちゃくちゃ時間かかります。

だって、レジの店員さん同士でおしゃべりしながらレジ打ちしたり、店員さんとお客さんとのおしゃべりが弾んで長話しちゃったり、お会計で揉めてたり、、ひとくちにレジといっても色々な場面に遭遇するのです。

でもフランス人のすごい所は、どれだけ後ろに人が並んでいても全く急がないところ!亀さんレベルでみんなのんびりなんですよー(´・ω・`)♪

そんな状況でも、

後続で長い列に並ぶフランス人は皆さん「無」なのかと思うぐらい大人しく並んでいます。また、並んでるうちに前後の人同士でおしゃべりが始まったり、ある意味、待ち上手♪ですよね。

なので、この人たちは意外に忍耐強いのかな?と思うようになりました。

とはいえ、街中のデモでゴミ箱が燃やされているところに何度も遭遇しましたが。。笑 

バゲットの忘れられない思い出。

これは衝撃的すぎて思わず二度見してしまったほど、

今でも忘れられない思い出です。笑

フランス人といえば、バゲット(=フランスパン)!

この国の人達は、バゲットをブーランジェリーで沢山買って抱えて道を歩いていたりするのですが、このバゲットの包装が結構雑でして、袋からバゲットの1/3ぐらい頭が出ていたり、真ん中の持ち手の部分だけ小さな紙で包まれていたり、結構バゲットが丸出しだったりします。

ある日のこと。

ブーランジェリーでバゲット数本を買ったムシューが、道端で知り合いと遭遇し長話をしている場面を見かけました。するとこのムッシュー、重い荷物をもっての立ち話に疲れたのか、荷物を地面に置きだしました。

そして!

持っていたバゲットたちも、地面に直置き。。|д゚)

えっ!?だって、フランスの地面汚いよ?犬のフンとか落ちてるよ?直に置いたらバゲットにゴミやホコリも付いちゃうよ!?それ食べるのかい!?

さすがに、この一部始終を目撃した私は、目が点になりました。。

こんな場面は後にも先にもこの時だけでしたが、フランス人の中には買ったバゲットを直接バックに入れたり、バックからバゲットがはみ出したままバスやメトロに乗ったりしてます。

うーん、、

衛生的にどうなんだろうかと思ってしまうのは、日本人だからか?私だけなのか?

個人的に結構気になるのです。

まとめ

その国には、その国のやり方があるし、価値観があります。

でも日本のような、衛生大国は他にはない!と思います。(もしかして過剰に衛生的すぎる時もあるかも!?)

私は日本人として長年日本で育ってきたので、日本のやり方やちょっとした行動が身に染みついています。それが海外で日本人のもつ日本人らしさとして発揮される事があるので、自分の文化や考え方を何より大切に日々暮らしています。

しかし、それと同時に外国に住まわせてもらっているからには、なるべくその国のやり方や文化を尊重して暮らしたいもの(^^♪

良い悪いの基準って結局は自分の過去の経験や物差しで判断しているんですよね。

それでも、

海外で暮らしていると衝撃的な出来事や、ちょっと私には無理かもー!と思う場面に遭遇することがあります。それも海外暮らしの醍醐味かもしれませんが、これらの経験も人生の肥やしになればいいかなーと思って日々暮らしています(´▽`*)

今回も最後まで読んでいただき有難うございました☆