今回はフランスの炊飯器のお話。
フランスに住み始めてほぼ2年間、今までずっとお鍋でお米を炊いていました。
しかし、先日遂に!念願の炊飯器を購入しました✨✨
そこで、海外で炊飯器の購入を考えている方向けに、海外(特にフランス)の炊飯器事情をまとめます。
現地購入と日本購入はどちらが良い?
はじめに、海外で使うなら現地購入がおすすめです!
そんな私も最初は、
次回の一時帰国で海外対応の日本の炊飯器を買おうと思っていました。
しかし、それぞれのメリットを比較した結果、フランスで現地購入することにしました。
海外で現地購入した場合
海外購入のメリット
- 電圧と電気プラグがはじめから現地対応になっている。
- 故障した場合に現地ですぐに修理をお願いできる。
- 日本から送る荷物の重量削減。軽量化。
- 現地で電圧を心配せず安心して使用できる。
海外購入のデメリット
- 商品の選択肢が狭まる。
- 日本の炊飯器と同等の機能は期待できない。
- フランス語が分からない人には使いにくい。
日本で購入して現地に持ち込む場合
日本購入のメリット
- 日本の電化製品に対する信頼度と安心感が高い。
- おいしいご飯が炊ける。
- 炊き方の設定と機能が豊富。
日本購入のデメリット
- 重い炊飯器を現地に送る必要がある。
- 電気プラグが現地対応でない。
- 場合によっては変圧器を別途購入し、現地に持ち込まなければならない。
- 変圧器が大きくて重い。値段が高い。(重量とコスト面でマイナス)
- 現地の電圧について、安全面で注意が必要。
- 故障時、すぐにメーカー修理が出来ない。
- 海外対応の炊飯器を探す必要がある。
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日本で炊飯器を購入した場合、
フランスは220Vに対し、日本は100Vなので、フランスの電圧に対応していない炊飯器の場合は変圧器が必須になります。
電圧については本当に注意が必要で、一歩間違えれば現地での大事故にもなりかねません!
その上、フランスはコンセントの形状が「Cタイプ」と「SEタイプ」の丸穴。
コンセントプラグの形状が日本と違うので、日本の家電製品を使うためには何かと不便です。
これらが私にとって現地購入の決め手になりました。
一時帰国時には、美味しい日本の食べ物を沢山持ち帰りたい食いしんぼうなわたし。
重い炊飯器を持ち帰るのは重量的にも結構大変ですよね ( ;∀;)!!
フランスで炊飯器を探す(タイプ・値段・特徴をそれぞれ比較)
実際に探してみたところ、
フランスの炊飯器といっても様々なタイプがありました。
家電は実物を見てから購入したい派なので、今回は色々なお店を見て回り、事前にリサーチしました。
炊飯器を購入できるお店(フランスで現地購入の場合)
- フランスの家電屋さん(DARTY・Boulanger・BUT・Castorama など)
- フランスのスーパー(カルフールなど大型店の家電コーナーやアジア系スーパー)
- ネット購入
フランスで炊飯器を探す
ちなみに、フランス語で炊飯器は「 Cuiseur à riz 」 といいます。
実際に、現地で見つけた炊飯器のタイプ・値段・特徴をそれぞれ比較してみました。
- アジア系スーパーの炊飯器
✔ 古いモデルの炊飯器が多い。
✔ 値段は30ユーロ から 50ユーロ
✔ 炊飯器に強いこだわりがなく、「炊ければ良い」という人におすすめ。 - 一人用炊飯器
✔ カルフールの家電コーナーで発見
✔ 値段は15ユーロ
✔ 蓋がガラス製でシンプルでかなり小さいサイズ。
✔ 一合炊き - 有名家電メーカーの炊飯器
✔ フランスで見かける有名家電メーカは、Tefal、Moulinex、BOSCH、PHILIPSなど。
✔ DARTYやBoulangerなどの大型家電店で購入可能。
✔ 値段は、60ユーロ から 200ユーロが相場
✔ 有名メーカーの炊飯器は、マルチキュイザー型が多く、炊飯以外にも多機能な調理機能が搭載されている。
✔ 品質保証が良く、有名ブランドの安心感がある。
✔ 日本の炊飯器に近いタイプを探している方におすすめ。
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↑ マルチキュイザーは、炊飯以外にも圧力調理なども可能な万能アイテム。
フランスの炊飯器探しで驚いたこと
今回の炊飯器探しで驚いたことは、
アジア系スーパーに山積みされていた炊飯器!
何故かものすごーく古いモデルばかりで、お米の国から来た私はちょっと残念な気持ちになりました。
こう言っては失礼ですが、昭和初期を彷彿とさせる超レトロなモデルです😱!
気になって、家に帰ってから検索したところ、1960年代の日本の炊飯器のタイプにそっくりでちょっとビックリ!今の日本で50€で買うかと聞かれたらわたしは買わないので却下しました。
折角だったら、古いモデルと新しいモデル両方販売してくれたら嬉しいのになー。
なんて(*´з`)
おすすめはティファールの炊飯器!
最終的にわたしはフランスの家電メーカー・ティファール社の炊飯器を購入しました!
ティファールと言えば、軽くて便利な電気ケトルが日本でも人気ですよね☕
実は、ティファール社は様々なお料理器具を扱うフランスの老舗家電ブランドなんです。
なのでフランス本国では、根強い人気があり、信頼されているおフランスブランドのひとつ💕
今回の炊飯器も、色々な商品やメーカーを探し回り比較して決めた甲斐があり、
これが大正解!
個人的に海外に住む日本人にティファールの炊飯器をお勧めしたいです。
フランス以外の国でも現地対応モデルを生産しているようなので、他国に住んでいる方も一度探してみてください。
ミニ炊飯器と書いてある通り、比較的コンパクトで軽いのが特徴。
気になる方のために、商品の型番も載せておきますね(^^♪
🌼炊飯器の型番🌼 「RK601800」、商品名:Tefal Mini Cuiseur A Riz
購入して良かったこと
- 日本の炊飯器に近い(お釜にこだわりあり!おいしくご飯が炊けました♪)
- 値段がお手頃。(日本円で約1万円。約72ユーロでした。)
- 大きさがコンパクトで軽い。
- 炊飯以外の機能も豊富。(レンズ豆やポリッジ専用メニューや蒸す機能などあり)
- 保温や予約タイマー付き。
- 附属品として、おしゃもじと計量カップがついてきた。
ちょっと残念だったこと
- おかゆや早炊き機能がない
- 炊きあがり後、長時間保温状態にするとご飯が乾燥して硬くなりがち。(→火力が強い)
正直、大満足しているので、本当に買ってよかったです 😊😊😊!!
フランスのDARTYという家電店で購入しました。
有名家電メーカーの炊飯器は、マルチキュイザー型が多く、実物を見ると予想以上に大きなサイズで高価だったりします。
シンプルに美味しくお米を炊くことが目的だった私には、多機能過ぎるものが多い中、
ティファールのミニ炊飯器は私の探し求めていたタイプにピッタリでした😆!!
姿、サイズともに日本の炊飯器とほぼ一緒!
炊飯がメイン機能です。
お米、玄米、レンズ豆、ポリッジ、スープが炊けます。蒸し器にもなるとのこと。
お米は一度に4合まで炊けます。
昔どこかで、
「炊飯器はお釜が命!」と聞いたことがあり、フランスでも良さそうなお釜を探していたのです🌼
附属品として、計量カップ・おしゃもじがついていて有難い✨✨
計量カップは、一杯で一合分です。
炊飯器の蓋側も取り外し可能なので、お掃除も楽ちん。
やっぱり炊飯器があると日常が全然違いますね😉
ボタン一つで炊きあがりまで手間いらずなのは、やっぱり便利です✨
個人的に購入してから感じたのは、
多めにまとめ炊きして冷凍保存できることや、お釜を洗うのが楽なこと。
お鍋でお米を炊くのもたまになら良いのですが、毎回だとお米がこびり付いたお鍋を洗うのが面倒でストレスだったり、ご飯のまとめ炊き&冷凍保存には不向きだと感じていました。
フランスにきてから、炊飯器が日常生活でかなり頼りになる有難い存在なことを改めて実感しましたよ💕
まとめ
フランスの家電店では日本メーカの炊飯器を全く見かけず、かなり意外でした。
今回、炊飯器を買うと決めたものの、実際に探すと様々なタイプがあって購入するまでかなり迷いました。
家電は一度買ったら簡単に買い替えないものです。これからも気に入ったものを長く大切に使いたいので、自分にピッタリの炊飯器を見つけることが出来てとても満足しています。
今回学んだことは、家電の中でも炊飯器のように熱を発する製品を海外で使用する場合は特に注意しなければならないという事でした。
もし、これから海外に住む方やフランスで炊飯器を探している方がいたら、
迷わず現地購入をおすすめします。
理由は簡単。その方が楽で安全だからです😊
このページが皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき有難うございました♥